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となりの本屋

大人も楽しめるファンタジー

魔法や冒険を通して、その世界の暮らしや人の選択を読む。

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精霊の守り人

上橋菜穂子

冒険の展開だけでなく、異なる文化が同じ出来事をどう説明するかも読みたい人へ。王国の神話と先住民の伝承を並べる世界づくりを、大人に薦める理由にした。

女用心棒バルサが、精霊の卵を宿した皇子チャグムを守る。追手からの逃亡に、国の神話と先住民の伝承が重なる、シリーズ第一作。

書誌
紹介している版
精霊の守り人
著者
上橋菜穂子
出版社
新潮社
版・形態
文庫
発売日
2007-03-28
ページ数
368ページ
ISBN
9784101302720

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モモ

ミヒャエル・エンデ

異世界の歴史を覚える大作より、身近な生活につながる寓話を読みたいときに。時間を節約するほど人と過ごす余裕を失うという逆説が、大人の読書にも合うと考えて選んだ。

人の話に耳を傾ける少女モモの町へ、時間を盗む灰色の男たちがやってくる。忙しくなっていく人々と、モモの冒険を描く物語。

書誌
紹介している版
モモ
著者
ミヒャエル・エンデ
訳者
大島かおり
出版社
岩波書店
版・形態
岩波少年文庫
発売日
2005-06
ページ数
432ページ
ISBN
9784001141276

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影との戦い ゲド戦記1

アーシュラ・K・ル=グウィン

強い力を得て敵に勝つだけではない成長の物語として選んだ。魔法の力を使った責任や、自分自身との向き合い方を、冒険の中で読みたい人へ。

魔法の力を持つ少年ゲドが、禁じられた術で自らの影を解き放つ。影から逃れようとする少年の旅を描く、『ゲド戦記』の第一巻。

書誌
紹介している版
影との戦い ゲド戦記1
著者
アーシュラ・K・ル=グウィン
訳者
清水真砂子
出版社
岩波書店
版・形態
岩波少年文庫
発売日
2009-01-16
ページ数
320ページ
ISBN
9784001145885

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獣の奏者1 闘蛇編

上橋菜穂子

生き物について学ぶことと、政治や戦いに利用することの隔たりを読むために置いた。少女の成長を、国の仕組みまで広がる長編として追いたい人向けの第一巻。

戦いのために育てられる獣、闘蛇。母との別れを経た少女エリンは、獣を診る医術師を目指して学び始める。長編『獣の奏者』の第一巻。

書誌
紹介している版
獣の奏者1 闘蛇編
著者
上橋菜穂子
出版社
講談社
版・形態
文庫
発売日
2009-08-12
ページ数
360ページ
ISBN
9784062764469

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西の善き魔女1 セラフィールドの少女

荻原規子

個人の出生の謎から、宮廷や後継争いへ広がる物語を選びたい人へ。暮らしの規模が変わるシリーズを読み始める入口として、第一巻を置いた。

北の高地で育ったフィリエルは、舞踏会の日に母の形見を受け取る。自分の出生をめぐる謎から、女王の後継争いへ関わっていく第一巻。

書誌
紹介している版
西の善き魔女1 セラフィールドの少女
著者
荻原規子
出版社
KADOKAWA
版・形態
文庫
発売日
2013-06-21
ページ数
352ページ
ISBN
9784041008836

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夜の写本師

乾石智子

明るい冒険譚より、復讐や因縁を伴う暗い幻想を求めるときに。文字を扱う仕事が魔法につながる設定も、他の冒険ものと読み分ける理由になる。

育ての親を奪われたカリュドウが、宿敵を追うために夜の写本師の修業を積む。文字と魔法、復讐と受け継がれる因縁を描くファンタジー。

書誌
紹介している版
夜の写本師
著者
乾石智子
出版社
東京創元社
版・形態
文庫
発売日
2014-04-11
ページ数
350ページ
ISBN
9784488525026

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家守綺譚

梨木香歩

異界のものを追い払うより、どう一緒に暮らすかを描く。大きな戦いや勝敗によらず、草花や来客との距離で世界が広がるファンタジーとして選んだ。

百年ほど前の家で、文筆家の綿貫征四郎が暮らす。草花や不思議なものたちが訪れ、季節とともに日常と異界の境目がゆるんでいく連作。

書誌
紹介している版
家守綺譚
著者
梨木香歩
出版社
新潮社
版・形態
文庫
発売日
2006-09-28
ページ数
208ページ
ISBN
9784101253374

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狐笛のかなた

上橋菜穂子

人と人ならぬものの関係を、国同士の争いの中で読みたい人へ。特殊な力の便利さより、その力や立場が相手との結びつきをどう左右するかを重視して選んだ。

人の心を聞く力を持つ少女・小夜と、霊狐・野火。国同士の争いの中で結ばれる二人を、呪いや伝承のある世界に描くファンタジー。

書誌
紹介している版
狐笛のかなた
著者
上橋菜穂子
出版社
新潮社
版・形態
文庫
発売日
2006-11-28
ページ数
400ページ
ISBN
9784101302713

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ペンギン・ハイウェイ

森見登美彦

異世界へ旅立つ話とは違い、身近な町を調べるうちに不思議へ近づく作品を加えた。少年の観察・記録・仮説を追う、研究の手つきがあるファンタジーを読みたいときに。

郊外の町に突然ペンギンが現れ、小学四年生の少年が調べ始める。歯科医院のお姉さんの不思議な力も関わり、少年の研究は広がっていく。

書誌
紹介している版
ペンギン・ハイウェイ
著者
森見登美彦
出版社
KADOKAWA
版・形態
文庫
発売日
2012-11-22
ページ数
400ページ
ISBN
9784041005613

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夜市

恒川光太郎

幻想の美しさだけでなく、望みをかなえる代償の怖さも味わいたい人へ。子どものころの選択を大人が引き受けるという切り口で、この棚の暗い一冊として選んだ。

幼いころ、不思議な市場で弟と引き換えに野球の才能を得た裕司。罪悪感を抱えて成長した彼は、再びその市場へ向かう。表題作を含む幻想小説集。

書誌
紹介している版
夜市
著者
恒川光太郎
出版社
KADOKAWA
版・形態
文庫
発売日
2008-05-24
ページ数
224ページ
ISBN
9784043892013

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書誌確認 2026-10-19

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