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となりの本屋

当たり前を疑う、社会学・哲学

退屈や服、他人との関係から、「普通」を問い直す。

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失踪の社会学

中森弘樹

人とつながることを勧める本ではなく、その関係が負担になる側から考えるために選んだ。家族や身近な相手との結びつきを、善意だけで説明しない視点を求める人へ。

人が突然いなくなる「失踪」を、個人の事情と社会の関係から考える。家族や身近な相手との結びつき、そこに伴う責任や負担を扱う社会学の本。

書誌
紹介している版
失踪の社会学 親密性と責任をめぐる試論
著者
中森弘樹
出版社
慶應義塾大学出版会
版・形態
単行本(A5・上製)
発売日
2017-10-20
ページ数
368ページ
ISBN
9784766424812

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断片的なものの社会学

岸政彦

誰かの経験を、すぐに教訓や典型例へ回収しない。その姿勢そのものに学ぶところがある。社会を理解する前に、他人の話をどう聞くかを考える一冊。

誰かが語った話や、うまく説明できない出来事を綴る。日常の断片を、一つの理論や結論にまとめきらず見つめる社会学のエッセイ。

書誌
紹介している版
断片的なものの社会学
著者
岸政彦
出版社
朝日出版社
版・形態
単行本(四六判)
発売日
2015-05-30
ページ数
244ページ
ISBN
9784255008516

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暇と退屈の倫理学

國分功一郎

なぜ退屈を避け続けるのか、その理由から考えたい人へ。個人の時間の使い方を、消費や社会のあり方へつなげる点を、この棚での理由にした。

暇と退屈の違いを、哲学、歴史、消費社会との関係から考える。時間が余ることと、その時間をどう生きるかを論じる。

書誌
紹介している版
暇と退屈の倫理学
著者
國分功一郎
出版社
新潮社
版・形態
文庫
発売日
2021-12-23
ページ数
512ページ
ISBN
9784101035413

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ひとはなぜ服を着るのか

鷲田清一

普段の服選びを入口に、哲学を考え始めたい人へ。身体に近い具体例から、他人の視線や集団の規範へ話を広げられる点で選んだ。

制服や着崩しなど、身近な服装を手がかりにした哲学の本。服がつくる自分の見え方や、他人との距離について考える。

書誌
紹介している版
ひとはなぜ服を着るのか(ちくま文庫)
著者
鷲田清一
出版社
筑摩書房
版・形態
文庫
発売日
2012-10-10
ページ数
304ページ
ISBN
9784480429902

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世界は贈与でできている

近内悠太

人間関係を損得や交換から説明する見方と読み比べたい一冊。自分が先に受け取ってきたものを考える「贈与」を、この棚の別の物差しとして加えた。

交換では捉えきれない「贈与」の働きを、身近な例と哲学を行き来しながら論じる。資本主義のもとでの人と社会の関係を扱う倫理学の本。

書誌
紹介している版
世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学
著者
近内悠太
出版社
NewsPicksパブリッシング
版・形態
四六判
発売日
2020-03
ISBN
9784910063058

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安全に狂う方法

赤坂真理

当事者が経験を語る言葉から考えるために選んだ。正常さや自立を当然の目標に置く前に、その基準自体を問いたい人へ薦めるエッセイ。

作家・赤坂真理が、自身の経験からアディクション、愛、思考への固着を綴る。生きづらさと表現、人との関わりを考えるエッセイ。

書誌
紹介している版
安全に狂う方法 アディクションから掴みとったこと
著者
赤坂真理
出版社
医学書院
版・形態
A5
発売日
2024-06
ISBN
9784260056939

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ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン、白取春彦

当たり前に使う言葉も、意味を考え始めると足が止まる。編訳された断章を一つずつ読み、自分の言い方を確かめる入口として。原典の議論を丸ごと代わりに読む本ではない。

ヴィトゲンシュタインの言葉を、白取春彦が編訳した一冊。考えること、言葉、心、人生、世界をめぐる断章を収める。

書誌
紹介している版
ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版
著者
ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン、白取春彦
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
版・形態
文庫
発売日
2018-05
ISBN
9784799322697

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コンビニ外国人

芹澤健介

日常の便利さを、使う側からではなく働く側から捉え直すために選んだ。抽象的な制度論に入る前に、身近な店と取材相手の生活を結びつけて読みたい人へ。

コンビニで働く外国人への取材から、来日の理由、日々の生活、働く環境をたどる。身近な店を支える人と制度を記した、2018年刊行の本。

書誌
紹介している版
コンビニ外国人
著者
芹澤健介
出版社
新潮社
版・形態
新書
発売日
2018-05-17
ページ数
224ページ
ISBN
9784106107672

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ブレイディみかこ

正しい意見を確認するだけでなく、自分なら子どもの疑問にどう答えるかを考えたいときに。大人が教える側に固定されない親子の対話を、この棚での読みどころにした。

英国の公立中学校に通う息子と母の日々を綴る。学校で出会う差別や格差、他者との違いが、親子の会話や身近な出来事を通して描かれる。

書誌
紹介している版
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
著者
ブレイディみかこ
出版社
新潮社
版・形態
文庫
発売日
2021-06-24
ページ数
336ページ
ISBN
9784101017525

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ルポ 貧困大国アメリカ

堤未果

貧困を個人の性格や努力の問題だけで説明しないために置いた。食や医療など複数の生活領域を並べて読み、暮らしを支える条件を考えたい人向け。

食、医療、教育、労働、戦争をめぐる取材を通して、米国の貧困と制度の関係を追う。2008年刊行で、当時の人々の暮らしを記録したルポ。

書誌
紹介している版
ルポ 貧困大国アメリカ
著者
堤未果
出版社
岩波書店
版・形態
新書
発売日
2008-01-22
ページ数
240ページ
ISBN
9784004311126

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